洋服だと考えもしなかった状況に少しビビったりしますよね…
こんにちは 志方です@S_tomokastu
今回は
- 着物の着用に関するルールを知りたい
- 季節ごとで決まりとかってあるのか?
- 気温に合わせて着てはいけないのか?
と疑問を感じる方に対して書いていきますね。
着物着始めて少し面倒なルールがあることをしり、その中でかなり戸惑うことに…
- 着物は季節ごとで着るものがある
- 時期が違っていたら着てはいけない!?
というのがあって
と僕も着物を着始めたとき驚いてしまいました!
秋ごろから春先までは”袷(あわせ)”で、5月9月は”単(ひとえ)”、7,8月は薄物(うすもの:夏向きの着物)と…暑い時期でも単じゃなきゃいけないんかい!
暑がりの人間は我慢してでも着物を着ろ!ということか…と、
苦しくなく着物を楽しみたい。そう思い着物を着ている人に聞いてみたところ…
- 着物を普段から着ている人ほどそこまで厳格に意識はしてない
- 暑かったら早めに薄物を着たりしてもいい
- そもそも服なんだから自分の体調や体温に合わせてきればいいと
最初に聞いたよりもそこまで厳しくないことが分かりました!
そのことを知れたのでより気軽に着物を楽しめるようになりました♪
という方のためにも説明していきますね♪
基本的な着物のルールとは?
着物は季節ごと…もとい月によって大まかに着る物が分かれています!
- 秋冬春(10月~4月)… 袷(あわせ:裏地のある、暖かさを保つのに適している)
- 夏前・後(5月、9月)… 単(ひとえ:裏地のない、軽く適度な気温管理)
- 盛夏(7月、8月)… 薄物(うすもの:裏地のない、非常にうすく風通しのよいもの)
となっています。
薄物は分類として単になりますね。
なのでもっとざっくりいうと
秋冬春 = 袷
夏 = 単
となりますね。
着物ってどれでも袷や単にできるの?
正絹やウール、木綿など着物に使われる素材はさまざまありますが…すべての生地が袷も単も作成するかというと違ってきます。
- 正絹、ポリエステルは袷・単どちらでも作成されます
- ウール、木綿、麻は単での仕立てがほとんどになります
正絹の着物を袷、単でもっていますが触ったり持ったりすると意外と軽いので冬場の寒いときって大丈夫かな?と心配になります。
しかし、絹は大変保温性に優れ着物の中が少なくても意外と快適なのです♪
木綿は洗濯がしやすく、生地のさっくりとした風合いで単仕立てになります。冬場でも重ねて着用することで暖かさを保つことができます。
季節に合わない着物を着てはいけないの?
着物を始めると聞く言葉に”着物警察”というものがあります。
季節から少しでもずれている着物や格が違うもの、帯の付け方がおかしく見えているのを指導してくださる方々のことを言います。
僕は…出会ったことはありません。これは着物を着る男性あるあるなのですが、着物だと年上のステキなレディに声をかけられることが増えます。
着物男子が少ないのでちやほやされていい気分なのです!
女性の場合だと…正直めんどうな話を聞きます。その中で言われるものに着物の時期の話があります。
例えば…4月は袷の時期になります。ただ、ここ最近の温暖化の影響で4月とはいえすごく暑くなることもありますよね。
はたまた10月でも夏とほとんど気温がかわらないときもあります。
こういった場合、季節に合ってない着物…つまりは単や薄物を着てはいけないのか?と疑問に思う方もいます。
僕がツイッターでフォローしている方の友人が、6月で暑いから浴衣にしたい!と着付け教室の先生に伝えたところ…だめだと言われてしまったそうです。
理由は浴衣は7月、8月に着るものだからと…
いや、正直に言っておかしいですよ?まわりの着物関係で働いている友人でさえ6月の暑い時期は薄物とかで済ませているのですから!
普段着として着るならば自分の体調や温度、気温が適切になるように着ればいいんです!
結婚式や葬式などの礼装が必要な場面はもちろんルールを守ってほうがいいのは言うまでもないですけれど…ね。
それは洋装でも変わらないです…結婚披露宴にTシャツ、短パンでくる人はいないですもんね!
結論:季節よりも自分の体調や気温に合わせた着物をきてOK!!(ただし、礼装が必要な場面は考えましょう!)
終わりに
なんだかものすごく気を使いそうな感じがしますが、あくまで着物であろうと洋服であろうと服は服ですので
普段着として使う分にはそこまで気にしないで大丈夫ですよ!
ちなみに…夏に袷なんてきたら余裕で死ねます(^-^; 暑すぎて…意味がわからなくなるので良い子はマネしないでくださいね♪
ではでは。