女性と比べると男性の帯って…あまり数がないので角帯を知ることが大切ですね!
こんにちは 志方です@S_tomokastu
今回は着物を着るうえで重要な”帯”に関してお伝えしますね。
- 男性の帯ってなにがあるの?
- どんな素材があるの?
- 使えるシーンとか限られるもの?
など、、、わからないことがありますよね。
僕も最初は帯と言ってもただたんに、巻き付けて挟むイメージしかなかったんです。
調べていき、いろいろな帯も使いわけがあるけれど…とりあえず角帯をきちんと巻ければ問題はないんじゃないか?となりやってみると、
- 角帯はどこでも使えるし、スタンダードなのも簡単だった!
- 結び方を変えて楽しめるのはネクタイやベルトなどとは違った楽しみ方!
- しっかりしめると姿勢もいいし、気持ちも自然としまる!
やっぱりやらないとわからないなと実感しました。
帯も着物と一緒で形よりは素材での種類分けがメインになっていきます。種類は3つほどになりますが、主に角帯に関して多くの情報を伝えていきますね。
~男の帯について~
男の帯には「角帯」「兵児帯」「作り帯」があります。兵児帯、作り帯に関してはそこまで多くの情報がない…というよりは用途が限られていてほとんど角帯のことになります。
角帯
一番メジャーでかつ基本的であり、これに始まりこれに終わるというぐらいのものですね。
普段の着物・浴衣から礼装時まで使うことになりますね。
素材が多く代表的な絹を始め、綿、麻、化繊があり夏向けの絽、紗といった透ける素材のものもあります。
柄物も多く角帯を扱うお店では様々な柄のものがあるので大変楽しめますよ!
角帯はリバーシブルになっているのがほとんどなので着物の柄と合わせながら使い分けたりもできますね。
スタンダードな柄は献上柄というものになりますね。値段もリーズナブルかつ色も豊富なので始めの一つには持っておきたいですね。
正絹の帯
美しい風合いに柔らかさのある素材で、「帯」という服の道具…というよりも芸術品のように感じられます。華やかでとてもきれいなものになりますね。
綿の帯
緩みにくく使いやすいので初心者の方から中上級の方も使うもっともスタンダードな帯になります。価格もリーズナブルなので扱いやすいですよ。
化繊の帯
デザインや色が豊富で他の帯と違うから一目置かれますよ。素材ゆえに緩みやすいのがたまにキズなところですね。
伝統的な織り方による帯
- 博多織:軽く丈夫で夏の帯などに多く使われます。
- 米沢織:自然の染料を使った独特の風合いが特徴
- 西陣織:多彩な織り方が特徴とオシャレなデザイン
男着物を扱うお店では
「加藤商店」
「藤木屋」
「ワカモノキモノ」
「福服屋」
「SAMURAI」
などで多くの帯があります。
加藤商店さんは上記の伝統的な帯から正絹、化繊など様々な種類の帯を扱っています。
ワカモノキモノさんは独自に作って下さるので他のお店のとは一味ちがったものが手に入りますよ!
samuraiさんは博多帯が主体のところなので特にこだわりを持った素材、柄で大変美しいものをそろえていますね♪
兵児帯
やわらかい素材でできており、腰の締め付け感がやさしいので着物、浴衣をカジュアルに着たい時に使われます。
特に浴衣を着る夏ごろに見かけますね!素材の柔らかさゆえに盆踊りなどの踊ることに関しても体の邪魔をしないので動く際は使うのにいいですね。
着物で使うにはカジュアルすぎるのであまり見かけないですね。また、フォーマルな場には不適切なので使わないようにしましょう。
作り帯
角帯の結び部が完成された状態のもので、体に巻き付ける部分はマジックテープ式になっています。
「帯の結び方がわからない…」という方は作り帯があれば簡単に着物・浴衣が着られますね。
注意点としては角帯の値段+製作費がかかるのと、色や柄が限られてしまいますね。また、結び部がほどけないのでかさばりますし、万が一ほどいても使い物にならないので注意しましょう。
和装は浴衣着るときだけかな…という方は作り帯でも十分ですよ!
まとめ
角帯は特に柄や数が多いので一番使うことになりますね。
「帯って難しそう…」と思う方もいるかもしれませんが、男性の帯はとても簡単で覚えてしまった方が楽ですよ。
着物は無地でシンプルに…帯は少し遊んでみてなど、洋服と同じように楽しむことができるので帯の結び方を覚えて着物をより気軽にしちゃいましょう!
ではでは