志方知勝のメンズ着物LIFE

【男性の着付けはこれで大丈夫!】抑えるべき3つのポイントとは?

着付けのやり方ってこれであってるかな?

帯の位置ってこのあたりでいいのか?

着付けはあなた自身と着物を輝かせるための大事な部分です!

こんにちは 志方です@S_tomokastu

今回は、下記の方々に向けて記事を書いてみました。

  1. 着物を始めてみたけど着付けのやり方が分からない人
  2. まだまだ着付けのやり方が身についていない人
  3. 着物をきるときの着崩れないポイントがわからない

着付けは帯の位置で決まる!といっても過言ではありません。

つまりは、帯の締め方でまるっきり変わってしまうということですね。

…と、何か偉そうに言ってる僕も上手く着付けられてはいませんでした。

見よう見まねでやってみるものの…。

こんな感じでした。(笑)

こんな状態では着物をきて出かけてもゆっくり楽しめない…それではいけない!と思い、着物を綺麗に着られるように勉強しました。

その結果…気付けがビシッ!と決まるようになりました!

その状況を打破するためには着付けの上で必要な3つのポイントである

  1. 着物を着るときの位置
  2. 腰ひもの位置
  3. 帯をしめるときの位置

の3つの位置を把握できるようになりました。

この3点を抑えながら着付けができるようになった結果、僕の着物姿は

という風になりました。

ポイントを抑えながらやることで、着付けにかかる時間を大幅に減らすことができました。

今回はその3つのポイントと実際のやり方を載せていきますね♪

着付けるうえでの”3″つのポイント

着付けのうえで大切なのは…

  1. 着物の位置
  2. 腰ひもの位置
  3. 帯の位置

ですね!

ひとつひとつ掘り下げて、お伝えしていきますね。

着物の位置

着物って適当に羽織るかんじじゃだめなの?

なんとなく羽織るだけでも形にはなりますよ!

ただ…着ているうちに着崩れしやすくなってしまう可能性があります。

それを防止するためにはまず、着物の位置に気を付けましょう!

具体的にいいますと

というところですね。

襟は首にしっかりついているか?

これは↓の2枚の写真を比べていただたきたいのですが

1枚目の写真では襟が首から離れてしまっています。

2枚目の写真は首にしっかりついています。

男性の場合は首に襟がしっかりつくことで横方向へのずれが少なくなり、着崩れしにくくなっていきます。

肩にある線が腕のラインにきているか?

こちらも比べていきますが…

着物の性質上、肩のとこに線が自然とできるものなのです。

1枚目はその線が腕のラインより背中側に、2枚目はのっかるような感じになっていますよね。

腕のラインにくることで、着物が背中側にずれなくなります。

背中心は真ん中のままか?

着物はせなかに縫い目の線があります。

この背中心がずれてくると左右の着丈(肩から裾までの長さ)がずれてしまいます。

防止のためには襟元(襟とつながっている幅の広いところ)を腰骨のところに入れていきます。
これがお腹のほうだったり、足側だとずれやすくなるので気を付けましょう♪

腰ひもの位置

腰ひもは着崩れ防止のための大切なポイントになります!

男性の着物・浴衣は骨盤を使って締めていきます。その上で大事なポイントが

の2点ですね。

腰骨の位置を知ること

腰骨ってなにさ?

聞いたことない方は言われてもピンとこないですよね。

鼠径部のところにある骨でコリコリしていて触れやすいところです。

赤い線が鼠径部で、まるのところが腰骨のところですね。

腰ひもの巻き方

この腰ひもの巻き方が大切になります!

まず、腰ひもの真ん中を持ちます。

おへその下辺りから腰骨の下を通るようにして

前下がり、後上あがりになるように巻いていきます。

真ん中あたりで片結びをします。

紐をねじります。右側のは左へ、左側のは右に持っていきます。

あまった腰ひもをはじに入れる

これで完了です!

一番のポイントは前下がり、後上りです。

ポイントはわかったけど…腰ひも巻くのが面倒だな…

という方は腰ひもベルトというものがあります。

僕も使っていますが、着付けが圧倒的に楽になりますよ。

価格:1728円(税込、送料別) (2019/5/22時点)

帯の位置

帯の位置は腰ひもの上から巻いていきます。

帯も腰ひもと一緒で前下がり、後上りがポイントになります!

詳しい帯の締め方はこちらを参考にしてください↓

まとめ

着物で必要なポイントは

の3点です!

この3点を意識して着付けることができれば、着崩れしにくくなりますよ♪

個人的には腰ひもの付け方がしっかりしていれば、細身の方、体格がしっかりしている方でも問題なく着こなせますね。

ではでは。