着物はじめて大切にしたいからこそ、保管は大事になりますよね。
こんにちは 志方です@S_tomokastu
着物って普段きている分には陰干しするぐらいでそこまで気にしなくても大丈夫なのですが…保管となると少々事情が変わってきますね。
とはいいつつ…現在2019年6月ですが、4月ごろに初めて保管をしました。
と心配になっていました。
着物は中古で購入したとはいえ、正絹ですから大事にしたい気持ちが大いにありますからね。
洋服のようにクリーニングに出したらそのままクローゼットへ…とはいかないので、ダメにしちゃうかもしれない…!!
しかも…正絹などの保管にオススメは…桐ダンス!!
そのため保管に必要な知識や工夫、使いやすいアイテムを調べて保管しやすくしてみました!
その結果…
- 保管に適している環境をしり、対策ができる
- 保管する前のできることをしれた
- 保管をより簡単に!すばやく!できた
というものでした。
保管するうえでの対策や簡素化ができたことで着物の入れ替えがスムーズに行うことができ、時間の削減にもつながりました!
いつまでも着物を大切にしていきたい…そんなために必要な知識や対策をお伝えしますね♪
着物を保管するまえにやるべきことは?
第一にやるべきことは
シミや汚れの確認です!
意外と普段からみているので気にしなかったりしますが、保管前に悪い状態だと保管中に悪くなってしまう可能性があるので丁寧に見ましょう。
特に衿、袖口、裾、上前、膝は目立ちやすいのでしっかり点検しましょう♪
汚れがある場合は自分でやらずにプロの方に任せましょう!特に絹製品は繊細なので…僕も自分だけでなんとかしようとは思いません(^-^;
また、保管している間は風通しが悪くなりますので十分に風通しがいいところで湿気を飛ばしておきましょう!
保管・収納する際の注意点は?
着物の保管…特に絹織物で気をつけたいことは…
カビの発生を抑えることです!
カビによって着物がだめになり…最悪捨てなければならないこともあります。僕は父親の着物がありましたが…カビのために泣く泣く捨てることになりました…無念。
- 温度
- 湿度
- 栄養分(繊維も栄養分になります)
- 酸素
の4点になりますね。
カビは使用中にできるのではなく、保管中にできることがほとんどなのでクローゼットやタンスの中にほったらかしにしていると…まずいですよ。。。
特に湿度は影響が大きいので、保管場所自体をなるべく風通しが良い場所に…それが厳しいとしても、たまに引き出しを開けたりして空気の循環をするようにすればいくらか大丈夫です!
開かずの扉状態にならないように注意していきましょう。
着物は長期保管にはそこまで向くものではないので年に一度くらいは干して、湿気を逃がすことをオススメします!
昔から年に3回ぐらい干すチャンスがありますが、一度だけに限定するならば
7月下旬から8月上旬ごろがいいですよ♪
保管にオススメなアイテムとかってある?
収納の際に使われるのが畳紙(たとうし)です。
へにゃっとしていますが、湿気やカビ、シワなどを防いでくれる効果があります!
僕はamazonでオススメに上がっていた”アストロ”というメーカーの着物収納袋を使っています。
厚みがあってしっかりしながらも、風通しがいいです。また、チャック式なので出し入れが簡単なのでオススメですね♪
また、冒頭でもちらっとお伝えしましたが…衣装ケースよりも桐タンスのが着物にはよりいいです。
なぜなら桐は防虫性、防湿性、気密性が高く、衣類を守るのに最適だからです。特に絹織物はなおさらですよね。
が…いかんせん桐ダンスは値段が高く、いいものだと7ケタ近いものもあります。
そこで、【男きもの大全】の著者である、早坂伊織さん
が推しているのは通販で有名な”ディノス”の桐ダンスです!
値段も桐ダンスの中では比較的リーズナブルでいてデザインも今風なオシャレなものがありますね♪
より丁寧に着物の保管をしていきたいなら、桐ダンスはいいですよ~長さがあるので保管しやすいです!
終わりに
着物の保管って一見面倒ですよね。
洋服ならばクローゼットにかけておいて、シーズンが来たら使えばいいだけですから。
着物には着物の良さがありますので、いつまでも大切に使い続けたいのであれば保管することにも重きを置いた方がいいですよね。
今日ご紹介した点に気を付けながらお気に入りの着物を楽しんでいきましょう♪
ではでは。